ハピタスやゲットマネー(GetMoney!)などのポイントサイトで活動を始めると、1か月ほどで交換に十分なポイントに達しますよね。
しかし極端ですが、ANAマイルが欲しい陸マイラーにとって、ポイントサイトで貯めたポイントはそれ単体では何の役にも立ちません。
ポイントサイトにポイントが一定量貯まったなら、順次ANAマイルへ向けてのポイント交換を行っていきましょう。
ポイントは貯め込まないというのが基本的なセオリーです。
本記事では、ポイント中継サイトとしてのPeXの特徴と基本情報、そしてPeXの活用方法について解説します。
Contents
PeXとはポイントを集約しメトロポイントへ交換するための中継サイトである

PeXは、ハピタスやゲットマネーといった、さまざまなポイントサイトのポイントを1つに集約するためのサイトです。
それぞれのサイトに散らばっている単位も呼称も違うポイントを、PeXポイントという1つのポイントに集約します。
例えば、ハピタスやゲットマネーなどのポイントサイトは、当該サイトから現金に直接交換することもできます。
しかし、それぞれのポイントサイトで最低換金ポイント数が異なっていたり、振込手数料がかかるなど、交換に際して不利になる場合がままあります。
そんな時、PeXは各所に散らばったポイントサイトのポイントを集めることで管理がしやすくなると同時に、ポイントのサイズ(量)を大きくして、有利に交換を行うことができます。
PeXを経由することでポイント交換に有利なルートを使える
PeXはただポイントを集約するだけが取り柄ではなく、PeXからさらに別なポイントプログラムへポイントを中継することで、最終的に欲しいポイントへの交換効率を飛躍的に向上させることが可能となります。
ANAマイルを大量に貯めるために欠かせない陸マイラーの黄金ルート・ソラチカルートを使うにもPeXは欠かすことのできない存在です。
▽ソラチカカードについてはこちらの記事で復習できます☆

例えば、ポイントタウンであれば、ポイントを直接ANAマイルへと交換することもできます。しかしながらその交換レートは350円相当のポイントが100マイル。
換算レートは28.6%です。
ポイントサイトで貯めた100ポイントの価値が、たったの28まで下がってしまうのです。
一方で、PeXを経由してメトロポイントに集約しANAマイルへと至るソラチカルートを使った場合、その換算レートは90%。
ポイントサイトで貯めた100ポイントは90マイルとなり、差は直接交換に比べて実に3倍。
驚異的に有利な交換レートでポイント交換を行うことができるんです。
このように、ポイントサイトで貯めたポイント価値を損なうことなく効率的に交換を行うために、PeXは欠かせない存在なのです。
PeXの評判は?
PeXの存在意義を理解したところで、PeXの基本情報と評判を確認しておきましょう。
- 運営会社:株式会社VOYAGE MARKETING
- 事業内容:①メディア事業 ,②ポイント事業, ③マーケティング事業
- 年齢制限:6歳以上(16歳未満の場合は保護者の同意が必要)
- 対応デバイス:PC スマートフォン
- ポイントレート:PeX 1ポイント=0.1円
- PeXへポイントを集約可能なポイントサイト(一部):
ハピタス 300P ⇒ 3,000P(300円) 1〜3日
モッピー 1,000P ⇒ 10,000P(1,000円) リアルタイム〜1週間
ゲットマネー 5,000P ⇒ 5,000P(500円) 約7営業日
ポイントタウン 10,000P ⇒ 5,000P(500円) 約7営業日
チャンスイット 5,000P ⇒ 5,000P(500円) 約7日
ちょびリッチ 1,000P ⇒ 4,500P(450円)手数料:50円(レートに含む)
マクロミル 500P ⇒ 5,000P(500円) リアルタイム - 主なポイント交換先:
楽天銀行 5,000P ⇒ 500円 500P(50円) リアルタイム
住信SBIネット銀行 5,000P ⇒ 500円 500P(50円) 翌月25日
ゆうちょ銀行 5,000P ⇒ 500円 500P(50円) 翌月25日
みずほ銀行 5,000P ⇒ 500円 500P(50円) 翌月25日
ジャパンネット銀行 5,000P ⇒ 500円 1,000P(100円) 翌月25日
その他銀行 5,000P ⇒ 500円 2,000P(200円) リアルタイム~数日
Amazonギフト券 990P ⇒ 100円1%得 無料 7日
iTunesギフトコード 4,900P ⇒ 500円2%得 無料 7日
PeXは株式会社VOYAGE GROUPが運営するポイント交換サイトで、PeXポイント1ptは0.1円の価値を持っています。PeX10ポイントで1円ですね。
プライバシーマークも取得済みであり、会員の大切な個人情報は個人情報保護管理者の下で適切に保管管理されています。
スパムメールのようなメールマガジンも一切なく、ストレスを感じずに安心して利用できるサイトになっています。
PeXへポイント交換・集約可能なサイトも数多くあり、ポイント集約によるメリットを数多く享受することができます。
特にANAマイラー的視点で見ると、ハピタス・モッピー・GetMoney!・ちょびリッチ・マクロミルなど、大量ポイントを獲得するために欠かせないポイントサイトをほぼ網羅している点でそのメリットは計り知れません。
PeXへ集約したポイントは、楽天銀行・住信SBIネット銀行・ゆうちょ銀行・みずほ銀行・ジャパンネット銀行をはじめとした数多くの種類の銀行口座に対応し、振込して換金することができます。
また、Tポイントやnanaco、そしてANAマイラーとして外せないメトロポイントへ交換することができます。
ドットマネー(.money)という強敵の誕生

2016年7月25日より、ANA陸マイラーが絶対にハズせないポイントサイト・ハピタスのポイント交換先にドットマネー(.money)が追加されました。
これまでハピタス→PeX→メトロポイント→ANAとなっていたソラチカルートで、PeXに代わるポイント中継サイトが現れたんです。
△上:ドットマネーは手数料無料,下:PeXは交換手数料50円相当が必要
ドットマネーがなぜPeXにとって強敵であるのか。それは、メトロポイントへの交換手数料がかからないことにあります。
これまでは、PeX→メトロポイントの交換で一律500PeXポイント(50円相当)かかっていたところが、ドットマネー→メトロポイントでは無料。
交換手数料は微々たるものですが、無料であれば、普通はドットマネーを使用しますよね。
▽ドットマネーについてはこちらの記事で詳しく解説しています☆
一方でこのような考え方もできます。PeX→メトロポイントの交換手数料500PeXポイント(50円相当)はすぐに稼げる(補填できる)
実際、ポイントサイトで積極的に活動していれば、50円相当のポイントなんてすぐに補填できてしまいます。
また、ポイントの交換ルートはいつか塞がれてしまうかもしれない1)メンテナンスなどを含むというリスクと常に隣り合わせです。
ドットマネー(.money)という強敵が誕生してしまいましたが、実用的にも保険という意味でも、PeXを利用できる状態にしておくことは損ではありません。
PeX→東京メトロも手数料無料になりました!
2017.10.1より、PeXから東京メトロへの交換に関しても、手数料が恒久的に無料となることが決定しました!
前項で述べたとおり、ポイント中継ルートは複数あるに越したことはありませんし、PeXと.moneyとの間に競争原理が働くことが想定されますから、ユーザーにとっても非常に喜ばしいこと。
唯一と言って良い弱点が克服されたPeXの、今後の動向にも注目ですね。
PeXへの登録手順
ANA陸マイラーにとって、PeXはソラチカルートを回すために重要なポイント中継サイトになります。
まだ登録が済んでいない方もいずれは登録が必要になりますので、この機会に登録方法を確認しておきましょう。
△まずはPeXの公式リンクからPeXのトップページを開きます。
△サイトトップ画面下の無料会員登録をクリックします。
△登録するメールアドレスを入力し、画像認証を行います。会員規約を確認したら、個人情報取り扱いに同意のうえ、仮登録メールを送信をクリック。
△仮登録が完了し、先ほど登録したメールアドレス宛に届く本登録用メールを確認します。
△メールに記載のURLをクリック。
△本登録の手続きでは、パスワード、名前、ニックネーム、生年月日、住所などの入力を行います。(ニックネームとは、PeXのサイト内で使う任意のユーザー名です)
▽パスワードは他のサイトのものと使いまわしたりしないようにします。エクセルを使い、安全でランダムなパスワードを簡単に作る方法は、こちらを参考にしてみてください☆

秘密の質問と答えはポイント交換時や個人情報変更時などで必ず必要な認証キーとなります。第2パスワードのようなものですね。
設定後の変更はできませんので、自分が絶対に忘れないようなものにしておきましょう。
メールマガジンは受信しなくとも問題はありません。不要なメールを増やしたくない方はチェックを外しておきましょう。
すべての項目を入力したら、プロフィール情報の利用に同意するにチェックを入れて、この内容で登録するをクリックします。
△会員登録完了のメールが届き、以上で作業が全て完了です。
PeX自体で稼ぐことも可能ではあるがオススメしません
PeXは、ハピタスゲットマネーなどの各種ポイントサイトからポイントを集約し、中継するサイトであることはすでにご理解いただけたと思いますが、実はPeX単体でもポイントを稼ぐことができるのです。
できるのですが、決してオススメはしません。
PeXでのポイント獲得方法は他のポイントサイトと同じ
PeXでのポイントの稼ぎ方は主に以下の3つの系統になります。
①PeXを経由した各種サイト・サービスなどへの登録・申込み系
②PeXを経由したショッピング系
③無料ゲームやかんたん作業などのアクション系
・・これらは全て他のポイントサイトと大体同じです。
△PeXはサイトでの検索でもポイントを獲得することができます。
PeXへログインし、画面真ん中付近にある検索ボックスで検索するだけで1PeXポイントを獲得できます。
PeX1ポイントで0.1円相当です。恐ろしく地味ではありますが、こんな単純なアクションでもPeXポイントは獲得できます。
PeX単体で獲得できるポイント案件は少ないうえに稼げない
稼ぎ方はポイントサイトと変わらないのであれば、具体的なポイント案件ではどうなのでしょうか。案件ごとにどこのポイントサイトが一番報酬が高いのかを調べられるサイト、どこ得?を使って調べてみましょう。
△本記事執筆時点で、PeXでポイント増量中となっていた『クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン』について調べてみました。
大量ポイントの獲得方法としてポピュラーなクレジットカード発行案件ですが、陸マイラー常用のポイントサイトに比べて、PeXはおよそ半分のポイントしか獲得できません。
ポイントサイトの案件は水モノで、常に変動があるため一概には言えませんが、PeXでの案件が一番高くなることはほぼ無いと言っていいと言えます。
ポイント還元率(料)の関係では、少なくとも私個人はPeXの案件を実施したことはありません。
PeXクイズなどは時間のムダです
ポイントサイトなどと同様に、PeXにはゲームもありますが、かける時間に比べてもらえるPeXポイントはごくわずか。
これに時間を割くくらいなら、ポイントサイトで案件をこなした方がはるかに大量のマイルを貯めることができますし、効率的です。
PeX単体でもポイントを稼ぐことは可能ですが、ポイント的にも効率的にもオススメできませんので、あくまでポイントの集約と交換・中継のためのサイトであると割り切って利用するべきなのです。
こうしたいわゆる地味系なら、マクロミルでアンケート回答に取り組んだ方がはるかに有意義で、しかも年間21,600マイルも稼げます。
▽マクロミルについてはこちらの記事で詳しく解説しています☆
PeXポイントの有効期限
ここまでPeXの存在意義とそのメリット、登録方法から交換方法、PeXの使い方について解説してきましたが、最後にPeXポイントの有効期限について理解しておきましょう。
PeXポイントの有効期限は12ヵ月
PeXポイントの有効期限については、PeXの会員規約第10条(PeXポイントの失効)で確認することができます。
第10条 (PeXポイントの失効)
当社は、会員が最後にPeXサイトにログインまたは本サービスを利用した日より12ヶ月経過した時点で、当該会員の保有するPeXポイントの全部または一部を失効することができるものとします。
会員が最後にPeXサイトにログインまたは本サービスを利用した日より12ヶ月経過した時点で、当該会員の保有するPeXポイントの全部または一部を失効することができる。
つまり、最低12ヵ月に1回、PeXにログインするか、PeXサービスを利用すればポイントは失効せずに維持できるということです。
積極的にポイント活動をしていればPeXを利用する機会は最低月1回はあるわけですから、あまり心配はいらないですね。
まとめ
- PeXとはポイントを集約しメトロポイントへ交換するための中継サイト
- PeXは個人情報を安全に管理しており、かつ数多くのポイントサイトからのポイントを集約・交換できる評判の良いサイト
- PeXはあくまでポイントの中継サイトと割り切って使用する
- PeXポイントの有効期限は12ヵ月
ドットマネー誕生により影が薄くなってきたPeXですが、利用するポイントサイトによってはまだまだ欠かせない存在です。
忘れないうちに登録を済ませておきましょう。
1. | ↑ | メンテナンスなどを含む |

『ビジネスクラスでハワイに行ったよ!』
『ファーストクラスに乗っちゃった!』
これはどこのお金持ちの話かって?
いえいえ、ごく平均的な会社員の一家に起きた出来事です。
ただ1つ違うのは、この家族が1年間に30万オーバーもの大量マイルを貯めて豪華な旅行を繰り返す『陸マイラー』であるというコト。
ー 30万マイルで出来ること -
- 憧れのファーストクラスやビジネスクラスの利用
- 年2回・夫婦2人でビジネスクラスを利用してハワイ旅行
- 年1回・夫婦2人でファーストクラスを利用してニューヨーク旅行
- 世界一周旅行
- 年4回・家族4人で沖縄旅行
- 年何回でも・日本全国どこへでも …and more.
30万マイルがあれば、これだけの・これ以上のコトが自由に実行できるようになるんです。
もちろん、詐欺的行為や危ない事は一切なし。そして余計な出費もほとんどありません。
貯めにくい・貯まらない,それゆえ使えない!というイメージが先行しがちな『マイル』を誰にでもできる方法で爆発的に生み出し、贅沢する方法…
その秘密を、ちょっとだけ覗いてみませんか?