ANA特典航空券の予約が取れない時の救世主!?マイル→スカイコインは妥協案か積極案か

マイルのスカイコイン化は妥協なのか

ANAマイルをたっぷりと貯め、いざ憧れの特典航空券の検索・予約へ。

けれど、実際の旅行希望日程付近はすべて空席待ちの状態で、ガッカリ…ということはままありますよね。

 

旅行のための休暇期間はもともと決まっているし、どうしてもそこでしか出発できない…

こんな時には、マイルをSKYコインへ交換し、有償で航空券を買ってしまうという二の手が活用できます。

 

ですが、マイルはマイルのまま使った方が価値が高いことはもうご存知のとおり。

マイルの価値
マイルの醍醐味はもちろん特典航空券をゲットすることですよね。 特に、国際線の特典航空券を獲得することができれば少なくとも数十万円~の航空券...

ということは、スカイコインへの交換って、マイルの使い方としては妥協案となってしまうのでしょうか?

 

ANA特典航空券の予約は『取りにくい』

ana特典航空券が取れない

ANAのマイル特典航空券は取りにくい。

ポイントサイトとソラチカカードを駆使して実際に大量のマイルを貯め、いざ空席検索!という段になって改めてこの事実を思い知らされる方も多いと思います。

 

すべての路線とは限りませんが、特に国際線。ハワイ・ホノルルやフランス・パリなどのヨーロッパ路線は非常に特典航空券の競争率が高い傾向にあるように感じられます。

 

なお、このようにに記載した一方で、こまめに検索しているとポっと空席が出現してくる点も偽りのない事実。

空席待ちなど、不確定な要素を含んだある種の賭けにでなくとも、きちんと取れます。

▽特典航空券空席待ちの実態と対策については、こちらの記事で詳しく解説しています☆

ana特典航空券空席待ち
ANA国際線特典航空券に必要なマイルが貯まり、いざ予約! …という段階で目にすることになるであろう、『空席待ち』の文字。 どうしても...

お休み期間が決まっている方はさらに難易度アップ

ただでさえ普段から取りづらいANA特典航空券ですが、前述したとおり、こまめにチェックしていれば、少なくない確率で空席が出現します。

もし空席が見つかれば、覚悟を持って予約・発券して夢の旅行へと出発しましょう。

ana特典航空券獲得の喜び
ANAマイル特典航空券、それも国際線ビジネスクラス以上の特典航空券は陸マイラーの夢でもあり目標です。 多くの方がANAマイル特典航空券の獲...

一方で、見つけた空席(往復旅程)に対し、どうしても融通ができないという場合には難易度はさらに数段アップすることでしょう。本当に『ラッキー』の世界ですね。

マイルをANA SKYコインに交換して使う(航空券を購入する)

スカイコインで航空券を有償購入

特典航空券の空席を探しに探したけど出てこないor空席日程に妥協できない。

このような場合に有効になるのが、マイルをANA SKYコインへ交換し、航空券を有償で購入するという方法です。

 

スカイコインは1コイン=1円の価値を有し、10コインからANA航空券やANAツアー商品などの支払いに使用可能。

 

マイルを使った特典航空券は、路線ごと・便ごとに最大の開放人数が定まっています1)公表されている情報は一切ないが、AMC会員ステータスによっても変動する。なお、全路線での調査結果は『ANA国際線特典航空券・開放座席数のすべて|路線・搭乗クラス・会員区分(PLT/SFC/一般)別に検証』の記事をご覧ください。が、スカイコインでの購入は、普通に現金を使うのと同じ。

つまり、その路線・便に空席がある限り予約を行うことが可能になります。

マイルの価値は使い方で変化する

マイルの価値は使い方(交換先)によって自在に変化する。
マイルを貯める者として、この事実は頭の片隅には必ず置いておかなければなりません。

 

通常、ベースになるマイルの価値というのは『1マイル=2円』とされており、たとえば私の場合、2016年のANAビジネスクラス・ハワイ旅行では1マイルを6.6円の価値で利用することができていました。

▽マイル価値の検証についてはこちらの記事で確認できます☆

マイルの価値
マイルの醍醐味はもちろん特典航空券をゲットすることですよね。 特に、国際線の特典航空券を獲得することができれば少なくとも数十万円~の航空券...

もしこれがファーストクラス2)2017年現在、ANA東京⇔ホノルル間でファーストクラスの設定はなし。であれば、1マイルの価値はもっと高まっていたと推察されます。

 

一方、前項で紹介したマイル→SKYコインへの交換というのは、1マイルが最大でも1.7円3)ANAプレミアムメンバーの場合の最大交換レート。の価値にしかなりません。

つまり、マイルの価値を考えた場合に本来は積極的にとるべき手段ではない…ということなんですね。

 

マイルの使い方は実に27通りもありますが、交換先次第でこんなにも変わってくるんです。

マイル→スカイコインは妥協案?積極案?…のまえに

スカイコイン化の現実性

ANAマイル→SKYコイン と交換して使用することは妥協案?積極案?を検討するにあたっては、スカイコイン化所要マイル数を把握し、そもそもの実現性を見ておかなければなりません。

ということで、発地域を東京とし、以下の内容をまとめた表を作成しました。

  • 国内・海外の特典航空券必要マイル【A】
  • ANAツアー商品
  • ツアー代金をSKYコインで賄う際に必要なマイル数【B】
  • 比率(=B/A)

 

なお、ツアー商品とは、国内ANA SKY WEBツアー・海外ANAハローツアーを指します。

旅作4)フライト・ホテル・オプションを一括で自由に組み合わせて予約できるANAのダイナミックパッケージツアーの名称。詳細はこちらの記事を参照のこと:https://www.uridayo.com/entry/ana-tabisaku-choiceではありませんのでご注意ください。(旅行というのは日程・目的地・宿泊数などの変数要素が大きいため、より簡便に比較できるよう決まったカタチのパック旅行を利用しました。)

ana国内ツアー商品例△国内ツアー商品の例。ツアー代金は、基本代金の中間値を利用しています。

ana海外ツアー商品例△海外ツアー商品の例。ツアー代金は、旅行代金の中間値を利用しています。

国内パック旅行の場合

【東京発】 特典航空券
(M)
ツアー
(円)
SKYコイン化
所要マイル
(M)
比率
北海道 15,000 43,800 28,000 1.9
東北 12,000 44,750 28,000 2.3
関東・甲信越
東海 12,000 69,300 44,000 3.7
関西 12,000 33,150 21,000 1.8
北陸 12,000 30,800 20,000 1.7
中国・四国 15,000 36,250 23,000 1.5
九州 15,000 50,800 32,000 2.1
沖縄 18,000 52,650 33,000 1.8
平均→ 29,000 2.1

※特典航空券必要マイルはレギュラー(R)シーズンを使用。
※ツアーは各地域ごと、人気順に並べ替えた際の1位・平均価格を使用。

海外パック旅行の場合

【東京発】 エコノミー
特典航空券
(M)
ツアー
(円)
SKYコイン化
所要マイル
(M)
比率
アメリカ
・カナダ
50,000 バンクーバー(5日間)
267,500
168,000 3.4
50,000 ロサンゼルス(5日間)
287,000
180,000 3.6
50,000 サンフランシスコ(5日間)
352,000
220,000 4.4
50,000 ニューヨーク(5日間)
436,000
273,000 5.5
中南米 50,000 メキシコシティ(5日間)
436,000
288,500 5.8
ハワイ 40,000 ホノルル(5日間)
158,700
100,000 2.5
オーストラリア 45,000 シドニー(5日間)
231,800
145,000 3.2
アジア
35,000 ホーチミン(4日間)
138,800
87,000 2.5
35,000 ハノイ(3日間)
156,800
98,000 2.8
20,000 台 北(3日間)
198,800
125,000 6.3
35,000 シンガポール(4日間)
219,300
138,000 3.9
35,000 クアラルンプール(4日間)
176,800
111,000 3.2
ヨーロッパ
55,000 パ リ(5日間)
433,900
272,000 4.9
55,000 フランクフルト(5日間)
323,900
203,000 3.7
55,000 ブリュッセル(5日間)
351,900
220,000 4.0
55,000 ロンドン(5日間)
415,900
260,000 4.7
平均→ 181,000 4.0

※特典航空券必要マイルはレギュラー(R)シーズン・エコノミークラスを使用。
※ツアーは各地域・目的地ごと、安い順に並べ替えた際の1位・平均価格を使用。

もちろん、ツアー料金は日程や便の選択によっても値段が変動しますので、あくまで参考値となります。

さてどうでしょう?この表、特に『比率』の欄を眺めると、なかなか興味深い結果が見えてきます。

国内ツアーの場合:スカイコイン化は積極案!

国内の場合には、そもそものツアー代金も大きくなりませんので、SKYコイン化所要マイルも2万~4.4万と、割と現実的な数値になっています。

 

ツアーには航空券だけでなくホテルもセットになっていますから、手ごろなマイル数で、本来旅費の大部分となる所をカバーすることができ、キャッシュアウトを極力抑えることが可能になります。

 

また比率の平均値を見ると、おおよそ2倍。

つまりこれは見方を変えれば、通常の特典航空券に必要なマイル数の2倍を払えば・特典枠に縛られることもなく・ホテルもセット

…ということですので、スカイコイン化は妥協でなく、十分に積極案になり得ると考えられます。

国内ツアーではプレミアムクラスを予約できない点も『プラス』に働く

海外ツアーとは異なり、国内ツアーではANA国内線最上級クラスであるプレミアムクラスを予約できません。(ANA国内線特典航空券も同様。)

▽ANAプレミアムクラスについてはこちらで詳しく紹介しています☆

ANAプレミアムクラスから見える世界
ANAプレミアムクラスは、全日空国内線の最上級搭乗クラスです。 上位クラスの座席と聞いても、『普通席より座席が広いだけでしょ?しかも運賃高...

海外の特典航空券を検討する場合には、こうした搭乗クラスも考慮されるところですが、そもそも予約できないのであれば条件的にも一緒ですね。

 

ただし、予約できないだけであり、利用は可能。

当日空港でプレミアムクラスに空席があれば、その場でアップグレードして利用することができます。

海外ツアーの場合:スカイコイン化は妥協(+消極)案

海外の場合には、ツアー代金も比較的大きめ。安くとも20万円前後は覚悟しなければなりません。

すると、SKYコイン化所要マイルも比例して増加。年間30万マイルを貯めるANA陸マイラーであれば払えなくもないマイル数ですが、ホテル付きとはいえ少々勿体ない…というのが本音です。

30万ANAマイルの貯め方
リスクなしで無料の海外旅行をゲットできますよ! 突然こんなコトを言われたら、恐らくほとんどの方が『ウソだ』『詐欺かもしれない』と感じるでし...

 

比率の平均値を見ると、おおよそ4倍。

つまりこれは見方を変えれば、通常の特典航空券に必要なマイル数の4倍を払えば・特典枠に縛られることもなく・ホテルもセット…ということになります。

どうしても・形を変えてでもマイルで行きたいのであれば良いですが、1人平均18万マイル(!)はなかなかの強敵。もう北米・欧州路線のファーストクラスに搭乗できてしまいますからね。

ただし、当然ながら目的地などの地域差などもあり、アジア圏であれば比較的お手頃ではあるかなと考えられます。

大量マイルを消費して『エコノミークラス』という悲しさ

先ほどの表でまとめたツアー価格は、すべてエコノミークラス利用のもの。

例えば18万マイルがあれば、使い方次第では3人・ハワイへビジネスクラス往復,1人・ロンドン・ファーストクラス往復など、ハイクラスの特典航空券をゲット可能です。

これが一方で、こんなにANAマイルをつぎ込んでエコノミークラスというのは、もちろん価値観にもよりますが、実に悲しいですよね。

まとめ

ANAの特典航空券が取れないとき、マイルをANA SKYコインに交換して使うことは、当ブログでは以下のように結論付けます。

  • 国内:積極的に使っていける案
  • 海外:どうしても旅行に行きたい時の妥協案

 

本来の特典航空券に必要なマイル数の2~4倍を費やせば、開放特典枠に縛られず、自由に予約を行うことが可能。

スカイコインを使ってツアーを予約すれば、ホテル代も浮き、完全に現金支出なしも実現できますが、その費用対効果・個々人の満足感には十分注意する必要があります。

   [ + ]

1. 公表されている情報は一切ないが、AMC会員ステータスによっても変動する。なお、全路線での調査結果は『ANA国際線特典航空券・開放座席数のすべて|路線・搭乗クラス・会員区分(PLT/SFC/一般)別に検証』の記事をご覧ください。
2. 2017年現在、ANA東京⇔ホノルル間でファーストクラスの設定はなし。
3. ANAプレミアムメンバーの場合の最大交換レート。
4. フライト・ホテル・オプションを一括で自由に組み合わせて予約できるANAのダイナミックパッケージツアーの名称。詳細はこちらの記事を参照のこと:https://www.uridayo.com/entry/ana-tabisaku-choice
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 この記事へのコメント

  1. Yubon より:

    海外パック旅行の比較の際は、特典航空券利用時に必要なマイル数の他に、税金・燃油サーチャージもバカにならないのでその金額を差し引きした上で倍率を計算した方が良いと思うのですが。

    • uri より:

      コメントありがとうございます。ご指摘のポイントももっともですが、サーチャージや諸税ももともと変動制が高いものですし、あくまで考え方の参考としてみていただければ良いのかなと思います。

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