ANAマイルdeうりと行くスカイ?

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マイルの価値を考える〜ANAマイルの最も合理的な交換先と使用方法とは?

anaマイルの価値を考える

マイルの醍醐味はもちろん特典航空券をゲットすることですよね。特に、国際線の特典航空券を獲得することができれば少なくとも数十万円~の航空券代がほぼゼロになりますから、誰しもが目標としているワケです。

しかし、マイルの交換先って実は多種多様。特典航空券で航空券代金がゼロ(=キャッシュアウトがない)という点だけでマイルの交換先を決めてしまうのは、マイルの価値を考える観点から非常にもったいない場合もあります

本記事では、マイルの価値の計算からマイルの価値を最大化する方法について考察するとともに、最大価値を発揮し、最も合理的なマイルの交換先とは何なのかという点について解説いたします。

マイルの価値を最大化するのは『国際線・ファーストクラス・長距離路線』特典航空券への交換

ana国際線ファーストクラスの機内

マイルの価値(1マイルあたりの単価)を最大とする方法は『国際線・長距離路線・ファーストクラス』の特典航空券へ交換すること

最も高額な商品(この場合は航空券)に交換すれば、1マイルあたりの価値が最大化するという実に簡単明瞭なものです。

それでは実際にANAマイルを『国際線・長距離路線・ファーストクラス』に交換した場合のマイル価値を算出してみましょう。

東京(羽田)-ニューヨーク(HND-JFK)間のファーストクラスに交換したら1マイルが約13円もの価値になる

マイルの価値は、購入した場合の代金と交換に要するマイル数がわかれば、『購入代金/必要マイル』の簡単な計算で算出できます。

今回は2017年12月に東京-ニューヨーク(HND-JFK)間のファーストクラス航空券を購入した場合でチェックしてみます。

東京-ニューヨーク間anaファーストクラス運賃

ここでは仮に12/20往路・12/25帰路(日本到着は翌日)としていますが、ファーストクラス往復航空券のお値段は衝撃の約220万円!

基本的にファーストクラスには割引運賃というものが存在しませんから、どうあがいても片道数百万円を超えてきます。もちろんこれで1人分の値段ですが、よほどの大金持ちでない限り、到底まともに購入できるワケがありません


一方で、マイルを使って特典航空券として手に入れる場合に必要となるマイル数ですが、ANA公式サイトの国際線必要マイルチャートを見てみます。

ana特典航空券北米ファーストクラスの必要マイル数

特典航空券の必要マイル数はハイシーズン(H)・レギュラーシーズン(R)・ローシーズン(L)と、時期によって変動します。本例の場合はハイシーズン(H)ですので、必要マイルは165,000マイルです。

概要│ANA国際線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ

 

東京-ニューヨーク・ファーストクラス特典航空券

ここから1マイルの価値を算出すると、以下のように計算されます。

2,186,040円 / 165,000マイル ≒ 13.25円/マイル

1マイルが、なんと約13円もの高価値をもつことがわかりました。
このように、より高額な航空券への交換=国際線ファーストクラス特典航空券への交換が、最もマイルの価値を高めてくれるのです。

ファーストクラスなどの『上級クラスサービス』を長時間味わえることも価値の一つ

円換算したマイルの価値を最大化したとしても、それが一瞬で終わってしまえばそれまで。

特に、ファーストクラスなどの最上級クラスであれば、そのサービス・体験をより長く味わえる長距離路線が、時間的な価値も有してきます

ANAビジネスクラス利用・ハワイ旅行のマイル価値は1マイル≒6.6円

一般論はさておき、自分の場合のマイル価値はどのぐらいであったのか。2016年に陸マイラーとして初めて実現させた、往復ANAビジネスクラス利用のハワイ旅行について検証してみましょう。

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正確な日付についてはボカしますが、旅程はリアルなものを使用しています。

ana東京-ホノルルビジネスクラス運賃

ビジネスクラスには変更の可否やキャンセル手数料の要否で予約クラスが複数ありますが、特典航空券は無料の普通運賃クラスと同等*1と考えられますから、予約はFlexBusinessとすると、この条件下での往復運賃は約43万円となっています。

ana特典航空券ハワイビジネスクラスの必要マイル数

一方で、東京-ホノルル(TYO-HNL)間の特典航空券に必要なマイルは、レギュラーシーズンで65,000マイル。ここから1マイルの価値を算出すると、以下のように計算されます。

429,090円 / 65,000マイル ≒ 6.60円/マイル

ハワイ往復ビジネスクラスの場合では、1マイルが6.6円の価値になっていたことがわかりました。

このマイル、元をただせばハピタスなどでタダ同然に獲得したポイントが原資です。ポイントサイトのポイントは、換金したら1ポイントが1円にしかならないところ、最終的に6倍もの価値にはね上げることに成功したわけです。

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本記事をご覧になっているみなさんも、ご自分の場合(すでに特典旅行済み/特典旅行計画中ものについて)でぜひ計算してみてください。一体どれほどのマイル価値になっていますでしょうか?

もし仮にエコノミークラスの特典航空券だったら1マイル≒2.5円

エコノミークラスの特典航空券だった場合のマイル価値についても計算してみましょう。条件としては先ほどのビジネスクラスの場合と同じ条件で考えます。

東京-ホノルル間anaエコノミークラス運賃

本記事執筆時点での東京-ホノルル往復エコノミークラスの運賃*2は99,080円

必要マイル数は40,000マイルですから、ここから1マイルの価値を算出すると、以下のように計算されます。

99,080円 / 40,000マイル ≒ 2.48円/マイル

ハワイ往復エコノミークラスの場合では、1マイルが約2.5円の価値になっていたことがわかりました。

これでもポイントサイトのポイント比で2.5倍となっているわけですが、ビジネスクラスの特典航空券に替えた場合と比較して、その価値は1/3

1マイルの価値は交換先の航空券代に比例するので当然ですが、きちんと数字に表すとその差がはっきりとわかりました。

一般的には『1マイル=2円』がマイル価値の基準

一般的に語られるマイルの価値ですが、『1マイル=2円』が相場とされています。これが本当にそうであるのか、国内線の特典航空券の場合で考えてみます。

仙台-那覇のマイル価値は約2.2円でよく一致

前項までと同様に、区間運賃と必要マイル数から、仙台-那覇の国内線特典航空券に交換した場合のマイル価値について計算してみます。

区間運賃は予約クラスや早期割引運賃(旅割など)により異なりますが、ここでの場合は安い運賃をベースに計算してみます。

仙台-那覇間ana旅割45運賃

今から約1か月強あとの、旅割45運賃・片道は21,600円

この区間運賃の日付はレギュラーシーズンにあたりますから、片道分の特典航空券の必要マイルは10,000マイルとなります。

シーズン・必要マイルチャート│ANA国内線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ

 

ここから1マイルの価値を算出すると、以下のように計算されます。

21,600円 / 10,000マイル ≒ 2.16円/マイル

レギュラーシーズンのお得な運賃・区分への特典交換で、1マイル約2.2円という結果になりました。

仙台-那覇ではこのような結果となりましたが、たとえば羽田-那覇で同様の検証を行うと限りなく2円/マイルに近づく結果になります。


実際には、特典航空券はほとんど普通運賃と同じ扱いになりますから、この基準で計算を行うと余裕で6円/マイルなどという計算結果になるはずですが、安い運賃での計算・換算により『1マイル=2円』がほぼ証明されました。

1マイル=2円を下回る場合には特典交換先としては不合理

1マイル=2円という最低価値換算結果からもたらされる答えはただ1つ。
2円/マイルを切るようなものは、マイルの価値を考えるうえで交換先としては不合理であるということです。

ソラチカカードを使って毎月18,000マイル、年間にして216,000マイルもの大量マイルが貯められるとはいえ、とても手間と時間がかかっています。

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そんな手塩にかけたマイルなんですから、交換先はより価値の高いもの、冒頭で確認したとおり、国際線のファーストクラスやビジネスクラスといったハイクラスの特典航空券に交換するのが合理的です。

特典航空券以外のマイルの交換先・使い道

マイルの価値を考えるうえで、ここまではすべて特典航空券への交換を前提としてお話ししてきましたが、マイルの交換先はそれだけではありません。

マイルの使い道は27通りもあるが、その価値は…

ANA公式Webサイトのマイルを使うカテゴリーには、27種類もの交換先が紹介されています。これだけの交換先があると、中には有効な交換先があるのではないかと考えてしまいますよね。

  1. 国内線特典航空券
  2. 国際線特典航空券
  3. 提携航空会社特典航空券
  4. バニラエア特典航空券
  5. 国際線アップグレード
  6. スターアライアンスアップグレード特典
  7. SKYコインへの交換
  8. 提携ポイントへの交換
  9. 国際線超過手荷物料金お支払い
  10. 国内線機内Wi-Fiサービス
  11. ANAシアター
  12. ANAショッピングポイント
  13. ANAマイレージモール1,000マイルクーポン
  14. ANAご利用券
  15. ANAセレクション商品交換
  16. レストラン
  17. ホテル
  18. 空港アクセス
  19. レンタカー
  20. 空港施設利用
  21. 美容・健康
  22. 書籍・雑誌・新聞・CD・DVD
  23. 暮らし
  24. 自動車・車検・カー用品
  25. アクティビティ・エンターテイメント
  26. 寄付・支援
  27. ANAカード会員限定特典

www.ana.co.jp

マイルの価値最大化を考える際、特典航空券への交換についてはこれまでに述べたとおりですが、注目していただきたいのはホテルやレストランのコースです。

1マイルあたりの価値を高めるには、より高額な商品、サービスへの交換で達成されることはすでにご存じのとおりですが、その代表格となりうるであろうホテル・レストランでは、実は1マイル=1円を下回る換算となってしまっています。

 

anaマイル交換先・ホテル・ペニンシュラ東京

リンク先をご覧いただいていてもわかるのですが、ラインナップされているホテルは指折りの高級ホテルばかり。

お値段だって相当張るワケですが、例えばペニンシュラ東京の場合、10万マイルもの大量マイルを払って得られるお部屋が1泊99,000円!*31マイル=0.99円までに落ち込んでしまうワケです。

ご利用条件│クーポン(宿泊する)│マイルを使う│ANAマイレージクラブ

 

実際にはホテル予約サイトなどを利用し、より安価な価格で泊まるはずですから、1マイルの価値はもっと下がってしまうことになるはず。

ホテル以外のそのほかのサービスについても、価格を調べて計算すると同様、もしくは1マイル=1円の価値となるよう設定されているのだなということがうかがい知れます。

マイルは交換先・使い道次第で自在に価値を変える

前項からわかることはただ1つ。
マイルは交換先・使い道次第で自在に価値を変えることができるのだという点です。

沢山の選択肢がならび、なにやらマイルにはほかにも良い使い道がありそうな雰囲気ですが、きちんと調べてみると、特典航空券に交換するためにマイルを貯めるのだということについて、基本的に『マイルの価値最大化』という観点からは一切間違いはないことがわかりました。

また、マイルの価値をどこまで引き上げるのか・最大化するのかというのは、我々自身の手にゆだねられているのです。

マイルを使うべき場面について考える

anaマイルを使うべき場面について考える

マイルの価値最大化には特典航空券への交換が有効であることはわかりましたが、なんでもかんでもマイルを使ってしまう…というのはオススメできません
具体的に場面を考えてみましょう。

予定があらかじめ決まっている国内の近距離旅行・出張などには使わない!

数か月先の予定が決まっている場合には、前述したとおりに各種割引運賃等が適用される航空券を買うことができます。

どんなに安い運賃だとしても、国内線の特典航空券に交換した場合、1マイル=2円を下回ることはほとんどありません。

しかし、有償購入(普通にチケットを購入する)した場合には搭乗マイルが付与されますので、その点を考慮すると特典航空券には交換せず、手持ちのマイルは使わない方がお得ではないかという考え方があります。

急なおでかけの際には積極的にマイルの使用を!

その一方、出発日が近くなればなるほど価格が高くなるのが飛行機の運賃です。

つまり、旅割もなくなり、特割もあと少し…という場面であれば、特典航空券に交換した際のマイル価値は跳ね上がりますから、『マイル価値の最大化』という視点では積極的にマイルを使用するべき場面であると言えます。

SFC修行に向けマイルをスカイコインに交換することは是と考えられるか?

マイルをanakスカイコインに交換する

スーパーフライヤーズカード(SFC)は、手に入れれば生涯ANAの上級会員資格と同等のサービスを受けられるカードです。

このSFC取得のために飛行機にたくさん搭乗することを、俗にSFC修行と言いますが、その際の航空券代に充当するため、マイルをANA SKYコインを交換するという手法が確立されています。

マイル→anaスカイコインへの交換倍率表

前述したマイルの交換先にも表示されていますが、ANAマイルからSKYコインへの交換は、ANA ワイドゴールドカードの保有の場合で、1マイル=1.6コイン(1.6倍)での交換となります。

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1コインは1円の価値を有し、航空券代などの支払いに充当できますから、実質的なマイルの価値は1.6円/マイルとなります。

おや、1マイルの価値が、ベースの2円を下回ってしまいました。つまり、杓子定規に言えば、マイルをスカイコインに交換することはもったいないことになります。

キャッシュアウトを減らしたい場合にはANA SKYコインへの交換は有効

スカイコインの素晴らしい所は、大量のマイルさえあれば、大量のスカイコインを生み出せるため、実質的に自己負担・持ち出しナシでSFC取得が可能となる点。そのため、この方法で取り組まれている方も多いはずです。

SFC修行はベースの費用が50万かかると言われていますから、これが実質的に無料になるのはかなり大きいです。

ちなみに、50万円分のスカイコイン、500,000コインは1.6倍のレート換算で312,500マイル分に相当*4します。ポイントサイトとソラチカルートを活用すれば、1人あたり1年と少しで達成できるマイル数ですね。

マイルの価値と使い方は自分が決める

マイルの価値と使い方は自分で決める

マイルの価値という観点でここまで説明してきました。1マイルが一体何円になるのかという点を追及すれば、答えはおのずと特典航空券になることは間違いありません。

 

しかしながら、マイルを貯める目的というのは、人それぞれで違っているのもまた事実。

毎月実家のある地域に帰りたい人、エコノミーでいいからとにかく数多く海外に行きたい人、ファーストクラスやビジネスクラスで豪華に飛んでみたい人、SFC修行に使いたい人、はたまた、…etc.様々あると思います。

これは持論ですが、マイルがもたらすのは『体験・経験・時間』だと思います。これを鑑みれば、実は貯めたマイルを何に費やしたって、自分が満足できるような交換先であれば、究極的には何も問題ありません

 

ただし何度も繰り返しますが、マイル価値を最も高めるのは特典航空券です。これをベースに、ご自身の納得いくように交換先・使い道を検討してみてくださいね。

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*1:変更可能・手数料なし、キャンセルは3,000マイル(=キャンセル手数料:要)

*2:エコノミークラス運賃は割引・セール運賃が登場することも多く一概ではありません。

*3:公式サイトの基本価格を参照。

*4:ただし、厳密に言うとSFC修行の過程でブロンズサービスメンバーになるので、<ブロンズまで1.6倍>187,500マイル+<ブロンズ以降1.7倍>117,650マイル=305,150マイル程で足りる計算となる。