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ANA VISAワイドゴールドカードの付帯保険・補償って実際どう?他の海外旅行保険も必要?

anavisaワイドゴールドの付帯保険

海外旅行へ出かける際に忘れてはならないものの1つである『海外旅行保険』

一般の保険会社を調べると、本当にたくさんの商品が出ていて選ぶのにも一苦労ですし、また、費用もかかります。

そんな時に頼れるのがクレジットカードに付帯する保険・補償。ゴールドカード以上になれば内容にも厚みが出るうえ、自動付帯*1であれば一切手間をかけずに適用させることが可能です。

さてさて、ここで気になってくるのが、陸マイラー必携のクレジットカードである『ANA VISAワイドゴールドカード』の付帯保険や補償の内容

▽ANAマイルを貯める者としてのVISAワイドゴールドカードについては、こちらの記事をご確認ください。

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ANA VISAワイドゴールドカードで実現するマイル還元率最大1.72%!もうカード選びは迷わなくてOKです!

一応ゴールドだし、ANAカードだし、旅行にも強いだろ~と思いがちですが、果たしてコレ1枚だけで安心して良いのでしょうか?

ANA VISAワイドゴールドカードの付帯保険・補償内容<よく見るヤツ版>

anavisaワイドゴールド・加入ページの保険紹介

さて、それでは具体的にANA VISAワイドゴールドカードの付帯保険・補償内容について確認していきましょう。

画像は、カードの紹介・入会申し込みの画面でよく見るタイプの保険内容。

  • 海外旅行傷害保険:5,000万円
  • 国内航空傷害保険:5,000万円
  • 国内旅行傷害保険:5,000万円

いずれも自動付帯型の保険で最高補償金額5,000万円、ぱっと見だと非常~~に厚みがあるように感じてしまいます。が、しかし。この『最高』というのが少しひっかかりませんか?

このような表記の場合、ちょっとウラがあることが多いので、この機会によく確認してみることにします。

ANA VISAワイドゴールドカードの付帯保険・補償内容<詳細版>

この項では、ANA VISA・マスターゴールドカード保険サービスご利用の手引きを参照し、項目別に内容をまとめています。

クレジットカードの受け取り時などに必ず同封されているこの冊子ですが、紙媒体でもPDFでも、おそらく開いたことありませんよね?(いや開け)

さらに細かい詳細については約款等を確認いただく必要がありますが、付帯保険の種類と補償内容はここで掴めるはずです。

https://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/annai1_1_150511.pdf

なお、以降で出てくる自動付帯・利用付帯の違いについても、きちんと把握しておくのがベストです。

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クレジットカード保険の自動付帯・利用付帯の違いを解説!そのクレカは持ってるだけで本当に大丈夫? 

①海外旅行傷害保険【自動付帯】<本人・家族会員>

海外旅行傷害保険【自動付帯】<本人・家族会員>
保険担保項目 保険金額
傷害
傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
治療費用
(1事故の限度額)
150万円
疾病 疾病治療費用
(1疾病の限度額)
150万円
賠償責任
(1事故の限度額)
3,000万円
携行品損害
[自己負担:1事故3,000円]
(1旅行中かつ1年間の限度額)
50万円
救援者費用
(1年間の限度額)
100万円

海外旅行傷害保険・家族特約【自動付帯】

海外旅行傷害保険・家族特約【自動付帯】
保険担保項目 保険金額
傷害
傷害死亡・後遺障害 最高1,000万円
治療費用
(1事故の限度額)
50万円
疾病 疾病治療費用
(1疾病の限度額)
50万円
賠償責任
(1事故の限度額)
1,000万円
携行品損害
[自己負担:1事故3,000円]
(1旅行中かつ1年間の限度額)
15万円
救援者費用
(1年間の限度額)
50万円

ここでいう『家族』とは、以下に該当する方を指します。

① ANA ゴールドカード本会員と生計を共にする19 歳未満の同居の親族

② ANAゴールドカード本会員と生計を共にする19歳未満の別居の未婚の子

家族会員と家族特約は似て非なるものですので、ご注意ください。

②国内航空傷害保険【自動付帯】

国内航空傷害保険【自動付帯】
保険担保項目 保険金額
航空機搭乗中
傷害事故
死亡の場合
後遺障害の場合
入院日額
通院日額
手術費用
5,000万円
150~5,000万円
10,000円
2,000円
10~40万円

③国内旅行傷害保険【自動付帯】<本人・家族会員>

国内旅行傷害保険【自動付帯】<本人・家族会員>
保険担保項目 保険金額
公共交通乗用具
搭乗中
傷害事故
傷害死亡・後遺障害
入院保険金日額
通院保険金日額
手術保険金
最高5,000万円
5,000円
2,000円
最高20万円
宿泊火災
傷害事故
募集型企画旅行
参加中
傷害事故

④国内航空便遅延保険【利用付帯】<本人・家族会員>

国内航空便遅延保険【利用付帯】<本人・家族会員>
保険担保項目 保険金額
航空便
遅延費用
乗継遅延費用 2万円
出航遅延・欠航・搭乗不能費用 1万円
手荷物遅延費用 1万円
手荷物紛失費用 2万円

⑤お買い物安心保険(動産総合保険)【利用付帯】

お買い物安心保険(動産総合保険)【利用付帯】
補償限度額 300万円
自己負担額 3,000円
対象期間 購入日および
購入日翌日より90日間
対象となる利用 海外利用・国内利用

付帯保険・補償内容をじっくり眺めてわかる3つのポイント

ANA VISAワイドゴールドカードの付帯保険・補償内容について、前項でこれでもかというほど内容を確認できたところで、ここからわかる3つのポイントを解説していきます。

1. 海外旅行傷害保険:実は『少し弱い』

海外旅行傷害保険の5,000万円補償はあくまでも最悪の『死亡』の場合。
通常、もっとも備えるべきリスクである病気・ケガ(疾病・事故)に対しては、たったの最高150万円しか保険が下りてきません。

海外で急病になり、入院・手術を行った場合、欧米圏では1度に250万円を超える治療費を請求されるパターンもあります*2から、そのような事態を考えると150万円は少し心許ない印象です。

ただし、本人に加えて家族会員(家族カードを保有する者)までが同条件で自動付帯されますので、その点については嬉しいポイントにはなるかと思います。

2. 海外旅行傷害保険:家族特約が自動付帯

海外旅行傷害保険のうち、注目に値するのが、家族特約が自動付帯しているという点です。

通常、一般レベルのクレジットカード付帯保険では、原則として本人会員のみが補償の対象となります。と、いうことは、カードを保有していない自分以外の家族については全くの無保険状態となってしまうワケですね。

おそらくこんな無防備な状態でお出かけになる方はいないと思いますが、万が一の事態を考えると、こんなに恐ろしいことはありません。

家族特約とはいえ、傷害・疾病の保険金額は本人・家族会員の1/3と弱いものですが、無いより有った方がいいのは間違いありません。

3. 海外航空便遅延保険は付帯していない

海外旅行で心配になるのは病気やケガはもちろんのこと、航空便遅延・欠航や手荷物の紛失(ロストバゲージ)などによる損害です。

ANA VISAワイドゴールドカードの場合、付帯しているのはごらんのとおり国内航空便の遅延保険のみで、海外分は付帯していません

わずかなものではありますが、もし発生すれば旅行者は余計な出費を被ることになりますから、頻回に海外へお出かけする方にとっては『あると嬉しい』補償の1つになるかと思います。

ちなみに、同クラスのカードとなるANA JCBワイドゴールドカードには海外航空便遅延保険が付帯しています。

足りない治療費+αを別の旅行保険で補う戦略が有効

陸マイラー必携のクレジットカード『ANA VISAワイドゴールドカード』だけに旅行保険を任せてよいのか?

この疑問に対しては、ここまでの説明で、1枚だけでは厳しいということがご理解いただけると思います。

では、我々はどう対処すればよいのかと問われれば、実はコレは簡単で、足りない補償の部分を別契約の海外旅行保険で補ってあげる・もしくは他のクレジットカードの補償を合算することで乗り切れば良いのです。

治療費用で総計300~400万円の補償金額を作るのが目安

ではどの程度補ってあげれば良いのか。実際、海外での病気・事故などによる治療例を検索すると数百~数千万円(!)もの請求事例などもヒットしますが、平均で言えば300~400万円程度の治療費用補償があれば良い…とされています。

本記事で紹介したANA VISAワイドゴールドカードでいえば、傷害・疾病の治療費用はすでに150万円分が自動付帯されていますから、さらにプラス150万分、別契約で海外旅行保険に加入するか、もしくは別のクレジットカードを用意し、付帯保険分を合算すればOKです。

日本人はとにかく保険大好き民族と言われていますよね。心配になる気持ちは十分に分かりますが、ひたすらに手厚い海外旅行保険を毎回掛けているのでは、出費も大きくなってしまいます。(もちろん、捨て金になっても健康・無事に帰国できればそれが一番なのは間違いありません。)

このように、従前から持っているクレジットカードの付帯保険・補償をよく確認することで、余計な支出も抑えるのが賢い戦略ですね。

まとめ

家計に優しく海外旅行

ANA陸マイラーがみんな持っているANA VISAワイドゴールドカードの付帯保険。

よくよく確認してみると、ゴールドカードらしい厚みの補償もありますが、現実的には1枚だけでは少々心許ないことがわかりました。

しかしながら、これをベースにして別の海外旅行保険や他クレジットカードの補償を合算することで、余計な出費を抑えた賢い旅行準備が可能になります。

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*1:そのクレジットカードを持っているだけで、自動的に保険加入・適用となる方式のもの。

*2:AIUのWebサイトより:

http://aienu.jp/relation/expense.html